茨城県には多様な自然環境と、その自然環境を上手に活かした自然エネルギー利用の取り組みや施設、自治体による計画などなどがたくさん存在します。

それらの一つひとつに実際に足を運んで、自らの目で見て、感じて、つながり、考えることを通して一歩一歩、茨城という地域と自然エネルギーに理解を深めること を目的に、2011年11月からいばらき自然エネルギーMAPづくりの活動を開始しました。

本年度は日本学術振興会の科学技術研究費費(奨励研究)「茨城 県における自然エネルギーに関するデータベース作成のための調査研究」が採択され、その研究の一環として県内の自然エネルギー施設の現地踏査を実施することにしました。

今回は、第1回目の現地踏査として、中学校の職業体験の場として茨城大学ICASで職業体験を希望され茨城大学を訪問してくれることになった、茨城県筑西市立明野中学校2年生の島田泰地君、安島諒君の2名と共に、茨城県と千葉県の県境の約1/2及び茨城県の海岸線の約1/2を含む合計296kmの距離の現地踏査を実施しました。

踏査地点としては、つくば市にある美樹工業つくばメガソーラー発電所、稲敷市にある原製作所(太陽軌道追尾型太陽光発電システム)及び波崎神栖風力発電所を選び、出発地点である筑西市を6:40分に出発し18:30に再び筑西市に帰着しました。

いばらき自然エネルギーMAPづくり 第1回現地踏査報告(PDF)